2021年に17歳になるまでの適格な子ども1人に対して、通常のChild Tax Credit(児童税額控除)、$2,000から$3,000へと引き上げとなりました。(5歳以下のお子さんがいる場合は、$3,600/子ども1人)
このChild Tax Creditの一部が、7月から12月までに順次、2020年度のタックスリターンを済まされた適格納税者(半年以上の米国滞在など)に対して前払いが実行されます。
2021年度の課税年度について、このChild Tax Credit に請求できるのは、2021年末に 6歳~17歳までの対象となる子ども1人につき、最大$3,000を受け取ることができます。
Married Joint Fillingされている場合は、夫婦での合計収入が$150,000ドルを超える場合、世帯主(Head of Household)は$112,500、その他のFiling Statusは$75,000を超える場合は、このCreditは段階的に減額されていきます。
この2021年度のChild Tax Creditの前払いは、7月から12月までの間に定期的に行われ、1年の半分以上、米国に本拠地がある(住んでいる)適格納税者に対して行われます(税法上のResident。Non-Residentは対象外)。
前払いの合計は、Child Tax Creditの最大50%になります。前払金は、適格納税者の2020年のタックスリターン(1040または、2020年の申告書がまだ提出および処理されていない場合は、2019 年の申告書) に含まれる情報から見積もられます。
前払いされた額の残りのChild Tax Creditに関しては、2021年度のタックスリターン時に控除されます。
対象となるお子さんをお持ちの適格納税者の方は、もし、まだ2020年のタックスリターンを済まされていない場合は、速やかに2020年のタックスリターンをされることをお勧めします。
2021年のChild Tax Creditの前払いを希望せず、2021年のタックスリターンの際に受け取りを希望する場合は、前払いの受け取りを拒否することができます。
また、収入、申告ステータス、または資格のあるお子さんの数の変更などに関する情報を更新することもできます。
これらの手続きについては、IRSから近日中に発表される予定です。